〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜
菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。
記念すべき Vol.1!【2002年6月号】 のMENUは・・・
■ ワイナリーひとり探検隊!(春の巻)
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ワイナリーひとり探検隊! (春の巻)
今年は春の訪れが早く、うかうかしている間に花々の見ごろが過ぎてしまうことも珍しくありません。ここ上山のタケダワイナリーでも例年より2週間程早いペースで畑作業が進んでいるそうです。

はじめまして。今回よりワイナリー通信の担当をさせて頂きます。菅井由美子です。「バイト代の他にワインが付くぞ。どうだ!?」の話に釣られ、昨年の葡萄収穫に来たのが8月末。以来、工場が忙しい冬から春にかけ、タケダワイナリーの“猫の手”に成済まし、お手伝いをさせて頂きました。不慣れな私も、働き者の明るいスタッフの皆さんと一緒に仕事をしながらタケダワイナリーのタフで真正直なワインの味はここで生み出されているのだなと感じることしきり。グラス一杯のワインの楽しみが何倍にも膨らむ様です。そんなヨロコビを皆様に伝えることが出来たらと思っています。
「樽明けをする」の連絡を貰い4月下旬に伺いました。
この日は“シャルドネ100%”と“ヴィンテージ白”。仏製のオーク樽に寝かせてあった2000年収穫シャルドネ種をセラーマスターの指示書に従いホーロータンクに空けていきます。樽1つ1つに番号と収穫した年、畑が記入されていて、其々味や香りが違うそうです。
どの樽を組み合わせるか(ブレンドするか)でワインの味が決まりますが、決める人が“セラーマスター 岸平典子”氏。20年来の友はエライ人だったのだと感心しつつ写真をパチリ。
ところで、何をしているんですか?「新品の樽を使ったときは瓶にサンプルを採ります。樽といっても木の産地等によって色々で、うちのワインとの相性を見る為これはセラー(貯蔵庫)で何年も寝かせ成長を見ていきます。」ちなみに新樽を使うのは葡萄の出来が良い年だけだそうです。新樽は力強いワインになる反面、葡萄が弱いと樽の香りに負けてしまうとか。
そして曰く「シャトータケダは新樽のみです。」という事は2000年のワインは−。「ん(う)まいよ!期待しててください。」
5000リットル容量のタンクに入れられた後、澱(オリ)取り剤を入れ、落ち着かせること1ヶ月。瓶詰めされ、セラーで休められたのち、出荷の際には1つ1つ手貼りでラベルを貼るこの2本。「2000年シャルドネ100%」「2000年ヴィンテージ・白」。早く飲める日が来ないかな・・・

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