〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜
菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。
記念すべき Vol.1!【2002年6月号】 のMENUは・・・
■ ワイナリーひとり探検隊!(春の巻)
■ スタッフ紹介(武田重信社長編)
■ 春のリニューアル商品ご案内

春のリニューアル商品案内
■ アストール 白(極甘口) 720ml 希望小売価格 \2,121(税込)
今回大きく生まれ変わった商品。なんたって、葡萄が違います。今までのセーベル種100%から、デラウェア種80%、シャルドネ種20%になりました。セーベル種というのはフランスで作られた葡萄ですが、フランスではほとんど使われていないそうです。タケダワイナリーでも思いきってセーベルの畑をなくし、日本の葡萄デラウェア種で古酒を造ってみようと試みました。デラ種は新酒として利用するのが一般的で、何年も寝かせ熟成させたものは「恐らく日本にはないでしょう。でも、おいしいんですよ。」’96年収穫のものを使用しています。タケダの密かな自信作です。瓶詰めの作業中のアストールを試飲させて頂きました。まったりとして太いですね。これならお酒の苦手な方でもおいしいのではないでしょうか?“すっきり、さっぱり、酸味が強い。”というのが私のデラ種のイメージでしたが。「デラ種ならではの力強さ、うまさを味わってください。香りとエレガントさをシャルドネで補ってあります。」果物を使ったデザート、例えば、アップルパイや洋梨のコンポート等と一緒に休日の午後に頂きたい。しっとりとしたチーズケーキにもあいそう。優雅な大人の女性のイメージでしょうか。まさにアストール《絶世の美人》ワイン。間もなく第3子出産の私には今後の十年は縁の無いシチュエーションかもしれませんが・・・。

■ 蔵王スターヴィンテージ 赤(辛口) 720ml 希望小売価格 \1,596(税込)
タケダワイナリーに商品ラインナップの中でも、人気の高い1本です。
私なぞは、「この価格でこの味わい!」と驚いてしまいました。名古屋風に言えば「お値打ち」(値段の割りに質が良く、価値がある)な銘柄だと思います。品切れの為、しばらく手に入れることが出来ませんでしたが、2000年収穫葡萄で作ったヴィンテージ 赤 が、この春から発売になりました。私も待ち遠しく思っていましたよ。というところで、以前から私なりにギモンに思っていた点を思い切ってセラーマスター典子さんに訊いてみました。このヴィンテージ 赤 の’98年と’99年って随分味(個性)が違うと思うのですが、気の所為でしょうか?「いえ、気の所為ではありません。」その理由を特別に教えて頂きました。このワインはカベルネ・ソービニョン種、メルロ種、マスカット・ベリーA種の3種類の葡萄から造られているが、それらの配合の割合で味も香りも変わってくる。’98年はマスカット・ベリーA種が、’99年はカベルネ・ソービニョン種が多めのブレンドになっている。“その年の味”を楽しんでもらえれば−。ということで、「良いワインは良い葡萄から」のタケダワイナリーならではのお話ですね。今回の2000年版はメルロ種が中心だそうで、また楽しみな事です。
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