〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜
菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。
Vol.28【2009年春号】 のMENUは・・・
■ 菅井由美子のワイナリーひとり探検隊
  ■ おすすめワイン この春 咲きそろったタケダのワイン。どちらにいたします?
■ 中野くん的のーみん生活〜其の参〜



    中野くん的のーみん生活 〜其の参〜 「剪定秘(悲?)話」

 北国の短い春がまいりました。関東出身の中野には、山形の気候は真冬から一気に真夏になるようにすら感じられます。ので。毎年畑仕事の時期が突然やってきて、中野は慌てふためきます。
 このコーナー、タイトルの割に農作業の話ないよ?と言う内外の意見にお答えすべく(汗)、今回は剪定を中心に、畑仕事における中野の武勇伝(!)をお送りします。
 さて、剪定をする理由としては、(1)樹形を整える。(2)樹勢をコントロールする。(3)収量をコントロールする。などがおおざっぱに言うとあります。これれら全てがうまくいって、初めて良いブドウが取れるんですな。そこで、前年の収穫後を起点として、次の収穫まで季節に応じた剪定作業が行われます。
冬剪定で来シーズンの大枠の型を決め、春剪定で具体的な枝数を決めて、夏剪定で樹勢や葉数のコントロールをします。
特に冬剪定。前述の理由3つ全てが関わる一番大規模かつ重要な作業です。寒さでブドウ樹ちゃんが休眠している隙に、余分なところをそりゃもうバッサリと斬ってしまうわけですよ。これを普通は二月頃する所が多いようですが、雪国では雪の重みでやられないように、雪前に急いで剪定します。間に合わずに雪が積もって、寒さで死にそうになりながらすることもあります(涙)。
 畑では、一人一列ずつ畝を担当して並んで進んでいくんですが、ここで仕事のスピード差がハッキリ見えてしまいます。常にワンテンポずれている中野は、もちろん置いていかれます。本人は必死のつもりですが…(大汗)。
剪定って楽しいんですけど、硬い枝を鋏で切るので腱鞘炎になります。また、枝以外にも余分な幹やコブを鋸で切らなきゃいけないんですが、これまた大変。硬い幹なんか相当気合を入れないと、いつまでも鋸を動かし続けるはめになります。中野が鋸でヘコヘコ高速切りしている時、スタッフI毛さんに「猿の動くオモチャ」と評されたこともあります。
でも笑っちゃいけません!!剪定って大事なんですから。(意味不明)
 今回、非常にタイトルに沿った内容(?)でお送りしましたが、今後も時期に合わせて畑の話題もお伝えしますね。


*中野くん的のーみん生活とは・・・
タケダワイナリーで農民生活しているソムリエ中野が、日々のぶどう・ワイン造りやちょい飲み生活を通して得た情報をお伝えし、お役立てば、と願うヨモヤマゆるめ企画です。
中野和臣:横浜生まれ、首都圏でソムリエを経て、2005年よりタケダワイナリー栽培・醸造スタッフ

*お詫びと訂正…2008年冬号の当コーナーの連載回数が「その壱」となっていましたが、正しくは「その弐」でした。申し訳ありません。


 

お客さまの声

ワイナリー直送便でギフトを注文したところ、発送ミスがありました。
お祝いの品だったのだけに、とても困り迷惑しました。

山形県 G様
 この度は私共のミスにより、お客様にご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。
 ご連絡を頂戴しすぐに調査を行い、ミスの原因を明らかにしました。社長以下事務スタッフ全員で問題点について話し合い、再発防止の改善策を明文化、徹底して実行することを確認しました。
 これまで、担当者が一人で仕事に当たっていた事は、人数が少ないのを言い訳にした甘えであったと反省。今後は必ず複数の者がチェックするシステムを作りました。また、ご依頼主様とお届け先が違うご注文を頂いた場合は、ご希望により、先様のお受取りをご依頼主様にお知らせするサービスを始めます。
 私達の仕事は、お客様にワインをお買い上げ頂き、美味しいと喜んでいただく事で成り立っています。それには、間違いのないワインを造り、間違いのない仕事をしなければなりません。社長はじめスタッフ一同そのことを肝に銘じ、一層仕事に専念してまいります。
 この度は誠に申し訳ありませんでした。何卒ご理解、ご容赦を頂き、どうか今後ともご愛飲いただけます様お願い申し上げます。

 お客様の声をお聞かせ下さい。
お叱り・感想、なんでも結構です。掲載させて頂いた方には、蔵王スターワインのハーフボトル(360ml)いずれか1本を進呈させて頂きます。見学にお出での際には、ショップに設置した”お客様の声“箱もご利用いただけます。




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