〜タケダワイナリーのホットな裏話を毎回楽しくお伝えします〜

菅井由美子さんはタケダワイナリーの葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでいろんな仕事を経験した山形市在住の主婦です。子育てをしながらワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えします。

ドメイヌ・タケダ《キュベ・ヨシコ》2003年4月より店頭発売です。
大変良いとお褒め頂いた2001年収穫《キュベ・ヨシコ》が品切れになり、ご迷惑をおかけしています。

2003年収穫発泡ワインは、去る2月22･23日に澱引きしたばかり。まだ若いワインですね、と典子氏に言ったら「ムフフ。」と笑いました。ムフフなのですか？「はい。ムフフフフ。」と更にほくそえみました。「'03年は、'01年に劣らず良い年だったのです。期待していて下さい。私は期待しています。」

話を聞いたのが、澱引き前だったので、複雑な言い方をしていましたが、自信アリという表情でした。澱引き後すぐの若い味と、半年ぐらい経ってからの、熟成した味を比べるのもおもしろいし。良いと思うよォ、と最後にもう一度頷いていました。

ドメイヌ・タケダ《キュベ・ヨシコ》2003年　発泡ワイン<白・辛口>750ml

税込価格　\8,820(本体価格\8,400円)

ドメイヌ・タケダ ブラッククイーン古木　樽熟成 2005年

大変ご好評を頂き完売となりました。
今回は“古木”第2弾。やはり日本の葡萄品種である、ブラッククイーン樹齢40年の樽熟成を紹介します。

ワインメーカー岸平典子氏の父である、先代・武田重信氏が植え、今も大切に栽培されている葡萄です。だからこちらは「父ちゃんの樹スペシャル」。

タケダのラインアップの中でも、固定ファンの多い(私もその1人)“アストール・赤”は、この品種100％。どなたにお出ししても安心な、上品さと華やかさは、ベリーＡの方に分があるかな。しか〜し。大地にどっかり根を下ろした生命力を味わうには、Ｂクイーンが一番だと思っています(正：思い込んでいる。)

Ｂクイーンは、名前の通り皮の黒い大粒の葡萄で、搾ったばかりの果汁も、驚く程鮮やかな濃い紫色をしています。すでにその辺が、彼女(Ｂクイーン)の気性の激しさを表していますが、真に驚くべきは、熟成後です。垢抜けて品を備え、且つ、正直で逞しいのです(少し逆上気味)。さらに“古木”は、クリアに、奥行きを増しました。物腰柔らかく、大人になってます。

しみじみと旨い。この葡萄すごいなあ。好きな人にはたまらないです。お酒として楽しみたい方に、ぜひ！オススメ。

ドメイヌ・タケダ ブラッククイーン　古木　樽熟成　2005年(赤・辛口)　750ml

税込価格\3,171(本体価格\3,020円)