Winery通信 2020 AUTUMN Vol.73
香り渋味とも和テイストの一本。鶏レバーにベーコンを巻いて、パプリカと串に刺す。岩塩・黒胡椒をふりグリルで焼く。キノコとスライスにんにく+オリーブ油はホイル焼きに。小松菜と油揚げの煮びたしは、隠し味に仙台味噌を使う。
派手さはないがしみじみ美味い。串焼きに青なんばん粉をふったらお店に出せそうな一皿になった。
甘酸っぱいからタイ風に合うんじゃないか?エビと春雨のサラダをヤムウンセンソースで食べる。彩りにアボカドも加え広島県産の青レモン果汁をかける。にんにく風味がとても合う。ガーリックトーストも良さそうだ。鶏胸肉を大葉で巻いて天ぷらにする。これも青レモン果汁で減塩うまし。自家製の乾燥カボチャの種をつまんだら、すごく上等なワインのようになる。どういうこと?
期待を裏切らないこの美味さ。でもその年の個性があってマッチする食べ物も微妙に違う。餃子に良いかなと思ってフライパン餃子(包まず上下が皮)をどかんと作ったら、違った。地に足のついたメニューが合いそう。肉じゃが。多めの油で焼いた茄子はレインボーペッパー+醤油で。トマト+焼きネギのサラダ。はい、この感じ。
チーズはミモレットが美味しかった。発売になる11月頃にはまた変わってるかも。楽しみ。
※11月発売開始予定
菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。