ワイナリー通信

なにしろうまい 【2018春編】

Winery通信 spring Vol.63

 

タケダワイナリー ブラン[白・辛口]タケダワイナリー白.JPG

春らしく山菜の苦みを合わせる。山ウドを皮つきのままナナメ薄切りにし、薄切りのこんにゃくと共に辛子酢味噌であえる。鶏手羽先の唐揚げ、白菜漬けと並べる。そら豆、かぶ、人参、エリンギ、パプリカをオーブン焼きにし、オリーブ油+モルトビネガーをつけて食す。すっきりした飲み口がとてもいい。べらぼうに旨かったのは『しょうが みそら漬け』!山形県鶴岡市の老舗つけもの処本長の味噌粕漬け。甘辛の生姜で1本飲めそう。

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タケダワイナリー ルージュ[赤・辛口]タケダワイナリー赤.JPG

しっかりした味の赤に中華を合わせる。舞茸と豚ハツを刻んで入れた麻婆豆腐は、豆板醤をちょっと多めに。にんにくと塩で焼いた豚レバーは仕上げに花椒(ホアジャオ)をふる。味のインターバルとして焼き芋を添える。

ワインがフルボディだったらむしろ合わないだろう組み合わせだが、これには大変美味しい。舞茸が良かったのかな?秋田のだまこ鍋(きりたんぽ鍋)も試してみたいな。

お客様の声 【スクリューキャップの開け方について】

Winery通信 spring Vol.63

 

スクリューキャップって開けにくいけど、どうすればうまくできますか?(福島県 T.O様)

 

いつもご愛飲いただきありがとうございます。新タケダワイナリーはワイン専用スクリューキャップ、ステルヴァンを使用しています。これにより、コルク不良の心配もなくなり、純粋にワインの香りをお楽しみいただけるようになりました。

開け方のご説明をいたします。力も要りませんので、女性も簡単に開けることができます。

瓶口を見ていただくと、ガラス瓶のネジ切り部分のすぐ下に、ステルヴァンに切り込みが入っている箇所があります。その下の凹みが留め具の役割を果たしますので、瓶首の文字の入った部分は上に上がってきません。

 

①     ステルヴァン全体に手を掛け、瓶底を持ちます。

②     そのまま反時計回りにステルヴァンを回します。この時、無理にネジ切り部分だけを押さえつけず、ステルヴァン全体を回して下さい。

③     ネジ切り部分だけが上に上がり、開栓します。

特に音もなく開きます。金属で手を切らないようお気をつけください。

良い例                                悪い例

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これが新タケダワイナリーシリーズです

Winery通信 spring Vol.63

 

店頭でも並び始めた新タケダワイナリーシリーズですが「リニューアルの全体像がミエナイワ」と思われている方もいらっしゃるでしょう。そこで、今回は2018年春からの新ラインアップをご紹介いたします。

★タケダワイナリーシリーズ

 ①タケダワイナリー750 

 ②タケダワイナリー375

  ブラン[白・辛口]/ルージュ[赤・辛口]/クリオエクストラクシオン[白・甘口]

 ③サン・スフル 白[発泡]/赤[辛口]/シードル[発泡]/ロゼ[発泡]

 ④樽熟成 ブラン・ド・ノワール[白]/ルージュ[赤]

 ⑤KAMIOGINOTO 843-5 [赤・樽熟成] 

 ⑥アストール 白[極甘口]/赤[甘口]

    ※   は2018年3月現在品切中

以上が現在のワインリスト(一部在庫切れを含む)です。①と②は同じワインのフルボトルとハーフ。これに、『蔵王スター 一升瓶 [白・ロゼ]』が加わります。

『蔵王スター』の終売に伴い姿の見えなくなったアイテムがあります。お気づきになりましたか?

『アイスワイン白・ロゼ』です。人気商品をやめた理由を典子社長にお聞きしました。

岸平「国際的なワイン法では"アイスワイン"を名乗れるのはドイツ等の限られた地域で醸造される、樹上で自然凍結した葡萄から造ったワインだけです。『蔵王スターアイスワイン』は人工凍結によるものですが、この規定が出来る前から既に販売しております。不利益不遡及(ふりえきふそきゅう)によりこの名で販売を続けていましたが、この度の"果実酒等表示基準"を鑑みて、やはり正したいなと。『クリオエクストラクシオン』は日本語で『人工凍結濃縮法』となります。"蔵王スター白甘口"の位置にこのワインを入れました。従来の"蔵王スターアイスワイン"と比べて濃縮度をアップさせています。」

凍った葡萄を自然解凍させつつ搾りますが、融かし具合で濃縮度を調整するそうです。生の果実を原料にした場合にくらべ、採取できる果汁の量が少ない。濃縮度を上げればさらに少なくなるので贅沢な造りですね。

 2017年のワイン造りは「チームとしてアグレッシブな仕事だった」と典子氏は言います。

岸平「"蔵王スター"に沿わなくては―という決まりからはなれて、いちばん美味しいをまっすぐに目指した。」

 "蔵王スター"の名が外れたことで得た自由があったとは。慎重派のスタッフも新たな技術に挑む等攻めのワイン造りが出来た。

 典子社長の自信がうかがえる言葉通り、新タケダワイナリーはテーブルワインを超えた1本だと私も思います。

 

こちらもご覧あれ【2017冬編】

Winery通信 winter Vol.62

 

「dancyu   DECEMBER  2017  」

プレジデント社 定価880円(税込)

 

やってくれました。ダンチュウ12月号のサブタイトルは『made in Japan大特集。いま輝いている日本のワイン、チーズ、ジビエ‼』 ムック本かと思いました。

ワインに関するページでは、日本ワインと外国ワインの違い、今注目の日本ワイン産地、葡萄の品種、楽しみ方、日本ワインのスタンダード40本―とあらゆる角度からアプローチ。dancyuらしい欲張りさ。中でも私が注目したのは「日本人のためのワイン・アロマホイール」。ワインの香りから合う料理を探るというもの。タケダは日本ワインのベーシック10本にサン・スフル白、など複数登場です。チーズもジビエも一冊丸ごと楽しい。一家にひとつ、保存版ですな。

 

 

「ヴィノテーク 2017.10 No.455  」

株式会社ヴィノテーク 定価1,188円(税込)

 

レストランやバル等のプロフェッショナル向けの雑誌。ソムリエの第一人者・田崎真也氏が発行人です。

今号は『赤ワインの現在地 マスカット・ベーリーAとツヴァイゲルトの明日』のサブ・タイトルのもと、『日本の赤ワイン』特集です。日本の赤ワイン品種のうち、ツヴァイゲルトとベリーAに注目。日本のトップ・ソムリエ3人が各社のワインを利き、表現しています。また、栽培醸造の地をじっくり取材しています。タケダのベリーA古木が、如何にして現在に至るのかもわかりました。ワイン文化の王道。

 

なにしろうまい 【2017冬編】

Winery通信 winter Vol.62

 

HP蔵王スター特別限定2017赤.jpgタケダワイナリー 蔵王スター特別限定醸造ワイン[赤]

寒くなってくるとこっくりした味が恋しい。デミグラスソースの煮込みハンバーグに温泉卵を添え、絡めながら食べる。このワインは卵黄と合うのだ。さつま芋のホイル包み焼きを輪切りにし、クリームチーズをのせて付け合わせにする。湯通しキャベツと自家製チキンハムのサラダをどんっと並べ、帰りが遅かった日メニューの完成。

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HPサン・スフルデラウェア種2017白.jpg

 

 

タケダワイナリー サン・スフル[白]2017年収穫

出来立てホヤホヤのサン・スフル白は何と言っても香りが好き。特に今年はすだちのような日本柑橘の爽やかな渋味が良い。思い切って魚を合わせてみよう。サワラとキノコの春巻き。サワラ(生)と、エリンギ・しめじ・椎茸、セロリ、玉葱を適当に切り、おろし大蒜、牡蠣油、カレー粉(少量)、黒胡椒で味付け。軽くレンジにかけ、冷ます。これを春巻きの皮で包み揚げる。おお!イケるイケる。

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お客様の声 【ブドウとキジがモチーフのロゴマーク、何か意味があるの?】

Winery通信 winter Vol.62

 

タケダワイナリーシリーズのブランドリニューアル、楽しみにしております。

ところで、ロゴマークはいつも「ブドウ」と「キジ」のモチーフですが、何か意味があるのですか?(山形県・K様)

 

 いつもお引き立ていただき、ありがとうございます。

ワイナリーに春から夏頃にお越しいただくとお気づきになるかもしれませんが、自社のブドウ畑には昔から雉が沢山いて、ケーンケーンという鳴き声がよく響きわたっています。

 雉は、環境汚染などに敏感で、住む場所を選ぶといわれています。"雉も生育できる良い環境を守りながら、ブドウを作っていかなければいけない"これを忘れないようにと、先代社長・武田重信が「ブドウ」と「キジ」を当社のマークと決めたのが始まりです。新しいシリーズでもこの思いは変わらずに、皆様に美味しいワインをお届けできるように頑張っていきたいと思います。

 

 

新「タケダワイナリー」はどうちがう?

Winery通信 winter Vol.62

 

 順次、新ブランドへの移行が始まっている「タケダワイナリー」。今秋からリリースされています。

 

タケダは、首都圏等では"タケダワイナリー"として、地元山形では"蔵王スターのワイナリー"として、多くの方に認知されています。その為、地域ニュースで蔵王スター終売が流れた際は、結構驚かれたようですね。

岸平「そうですね。営業担当者が外回りの時に、廃業なの?と聞かれたりして(苦笑)。まあ、ちょっとの間でしたけどね。」

"ベリーAの主たる収穫地・天童市が蔵王連峰ではない"ということで、名称を新しくしたんですよね?

岸平「端的に言えばそうです。日本ワインとその他のワインを区別する新しい表示基準を尊重し、厳格にルールに則りました。

では、具体的な変更点を伺っていきます。容量が720㎖から750㎖に増えました。

岸平「720㎖は、一升を基にした日本独自の規格でね。四合瓶なんですよ。ワインの国際規格は750㎖。この容量でなければ国際的には流通できません。"サン・スフル(750ml)"は輸出できるけど、"蔵王スター(720ml)"は輸出不可能。税関を通らないのです。」

あら、輸出を考えてのこと?

岸平「そうではないですが、仏国のレストランで弊社のベーシックワインを提供したいというお声もいただいています。私としては、ワインとして特殊だったのを標準にしたという感じかな。」

コルク栓がスクリュー栓になりますね。

岸平「ワイン専用スクリュー"スティルヴァン"にします。スクリューキャップにも色々あって、使用目的によって酸素透過性や耐酸性を選べます。ほら、(見本を示し)これがスティルヴァン。」

ああこれですか。長いですね。瓶首を覆っていたキャップシールも兼ねるのか。ボトリングはひと手間減りますね。

岸平「ポリスチレン製のキャップシールは不要になります。」

ラベルデザインも変わりました。シンプルでお洒落です。

岸平「キジと葡萄が我社のロゴマーク。葡萄の上にキジが乗っている従来の印はドメイヌ・タケダ。葡萄をくわえている新型が新シリーズのロゴです。注目して欲しいのは、この葡萄の"バラ房"です。いい感じのバラツキでしょう?これぞワイン専用葡萄ですよ。」

・・・・・・。中身について大きく変えた事はありますか?

岸平「敢えて変えたというのはありません。有核葡萄が増えている事もあり、より美味しくなっています。一所懸命作って貰った葡萄だから、細心の注意を払って丁寧に造りました。それがワインに表れたと思います。」

確かに、新生サン・スフルは素晴らしいワインに出来上がりました。

 

なにしろうまい 【2017秋編】

Winery通信 autumn Vol.61

蔵王スター特別限定2017白甘.jpgタケダワイナリー 蔵王スター特別限定醸造ワイン[白・甘口]

酸のしっかりした、すもものような太い甘口。ごぼうの香りを合わせてみたい。オーブンシートにとけるチーズを敷き、皮むき器でうすく切ったごぼう、角切り赤パプリカ、モロヘイヤをのせる。最後に白ごまをふってオーブンへ。もう一皿は秋らしくきのこで。豚バラと数種類のきのこをホイル包み焼きにする。いくつかスパイスを試したが、調味料はバター+黒胡椒が一番美味かった。きのこキッシュのやさしい味も好い組み合わせで、シンプルな料理が合うと分かった。うまい 限定醸造_白甘.JPG

 

 

 

ドメイヌ・タケダベリーA古木2015.jpg

 

ドメイヌ・タケダ ベリーA古木[赤] 2015年収穫

とってもシャイなこの1本。クリア且つ複雑な味の邪魔にならないものは?脂のない馬刺しはどうだろう。まずは醤油だけで食べる。う~ん。わさびは後味が苦く感じる。普通におろしニンニクと生姜を薬味にした途端、アラ不思議。馬もも肉の甘さと薬味のアクと言うかクセと言うかがすごく合う。葉酸強めの青菜も美味しい。ベストマッチはけんちん煮かな。うまい ベリーA古木.JPG

こちらもご覧あれ【2017夏編】

Winery通信  summer Vol.60

 

「日本ワイン99本」日本ワイン99本_表紙.jpg日本ワイン99本.jpg

プレジデント社 鹿取みゆき/岩倉久恵 著定価 本体1,200円+税

『週刊朝日』に2015~2016年にかけ連載された「日本ワインのある食卓」をまとめた本。鹿取みゆきさんが、日本葡萄から造られた日本ワイン99本をラインナップ。ひとりの醸造家から各1本取り上げ、99人の造り手を地方別に紹介。そのうち47本は、合わせて作った料理の写真とともに詳しく掲載。タケダからは『ドメイヌ・タケダ ベリーA古木』が選ばれている。

岩倉久恵さんの料理がどれも素敵で、目から鱗のアイデアに富んでいる。料理も紙面もシンプルで、しっかり頭に入ってきます。

「日本のワイナリーに行こう2018ワイナリーに行こう.jpgワイナリーに行こう_表紙.jpg

イカロス出版 石井もと子 監修・著 定価 本体2,400円+税

2005年10月の第一号の出版以来、日本にあるワイナリーを紹介し続けているガイドブック。最新トピック、ワイナリー周辺案内など豊富な情報と写真の、ボリュームあるムック本。タイトルの"ワイナリーに行こう"通り、家飲み案内というよりは、現地に出向きすっかり味わおう的アクティブ派にぴったり。タケダのページは、何故かスタッフ全員の氏名もあり(他醸造所はごく一部)なごやかな雰囲気が伝わる。業界を牽引する大手ワイナリーの情報も充実。

「厳選 日本ワイン&ワイナリーガイド」日本ワイン&ワイナリーガイド_表紙.jpg日本ワイン&ワイナリーガイド.jpg

世界文化社 玉村豊男 監修 定価 本体2,700円+税

玉村豊男さんによる巻頭文をお借りすると「数日をかけてゆっくりワイナリーを巡るという、洗練された大人の楽しみ」のための本。北海道・山形・新潟・長野・山梨を日本の5大ワイナリーエリアとし、見学可能な醸造所を選び出している。日本ワインの歴史や、ブドウ品種に触れながら、これからワインを楽しもうと思う方にもわかりやすい構成。タケダも載っています。全体に"大人の余裕"を感じる、落ち着いたガイドブックです。

 

なにしろうまい 【2017夏編】

Winery通信  summer Vol.60

人が集まることの多いこの時期。せっかくだから屋外でワイワイお昼を楽しみませんか?瓶ごと冷やしたタケダの1.8Lワインがおすすめ。

 

タケダワイナリー 蔵王スター1.8L [白][ロゼ]

蔵王スター1,8Lロゼ中口.jpg蔵王スター1,8L白辛口.jpgのサムネイル画像

 

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クーラーボックスにたくさんの氷と水を

入れ、タケダの一升瓶をドンと突っ込む。今日はオープンサンドイッチにしよう。人数の増減に対応できるし、メンバーの食の好みに頭を痛めることもない。肉好きのユウスケ君にローストビーフ、トワさんにはこれでもかというくらいの野菜。一人ひとりの顔を思い浮かべながら具材をそろえるのも嬉しい。ゆで卵、蒸し鶏、サーモンマリネ、ハム、チーズ、胡瓜、レタス、アボカド、トマト、玉ねぎスライス、大豆ドライパック。

薄切りの食パンとフランスパン。水切りヨーグルト+塩レモン、マヨネーズ、からしバター、塩、スパイスを並べる。

まずは皆が会えたことに乾杯!あとは各々ご自由にどうぞ。白・ロゼどちらも合うのです。

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著者プロフィール

菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から中学生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。