皆様にはタケダワイナリーのワインをいつもご愛飲いただき、誠にありがとうございます。

　さて、皆様にはご記憶のことと存じますが、昨年発生いたしました、運送業界におけるクール便の不祥事問題に端を発し、運送各社が再発防止に向け、集配業務や価格面において厳格運用の方針を打ち出しております。一例をあげますと、運送費の価格見直しがあり、従来よりかなり大幅な値上げになってしまいました。また、クール便の厳格運用により、今までの様な１２本・１ケースの荷姿では、重量オーバーになり引き受けができないとの通達も受けました。

　ワインはとてもデリケートなもので、それを皆様にきちんとした状態でお届けするには、蔵出し後、運送時の品質管理は重要なものと、私たちは考えています。品質維持を最優先としてさまざまな角度から検討した結果、商品の配送荷姿を変更し、確実な運送を保障する為の運送費値上げなら受け入れすべきと考えました。

　 しかし、いくら私達が他のコスト削減に努力しても、今まで皆さまから頂戴していた料金では到底吸収しきれないものとなってしまい、苦渋の選択として送料やクール便代等の見直しをせざるをえなくなりました。新しい料金は、別紙（ http://www.takeda-wine.co.jp/news/img07509.pdf）の様にご提案したく存じます。皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうぞこのような窮状をご明察いただき、ご協力をお願い申し上げます。

(有)タケダワイナリー　代表取締役社長　岸平典子