ワイナリー通信

こちらもご覧あれ【2020秋】

Winery通信 2020 AUTUMN Vol.73

 

『 Real Wine Guide 』第70号2020夏リアルワインガイド (1).jpg

株式会社リアルワインガイド 定価1,714円(税別)

新型コロナウィルスの影響を受け臨時特別号となっています。「こんな時だから、考えてみました。取り組んでみました『今、ワインを取り巻く状況と問題は、そして今後は』」の大見出しが表紙にあります。

仏国ブルゴーニュのワイン生産者、日本のワイン生産者、インポーター、ワインショップの方々の寄稿による構成です。日本ワイン生産者としてタケダワイナリー社長・岸平典子氏も名を連ねています。

どなたも真摯に、自分を取り巻く状況やワインの行く末を語っておられます。コロナに限らず、対処しなければならない問題はどこにでもあるわけで。すごい人たちだなと思いました。

他に、この誌テイスターによる在宅テイスティングレヴュー。一か所に集まることなく、各人が"今、読者にお勧めしたいワイン"を選んでレヴューを書いています。

 

『 ワイン王国 』No.117  2020年7月号

ワイン王国 (1).jpg

株式会社ワイン王国 定価1,500円(税別)

特集「日本ワインのグラン・クリュ」大胆。"グラン・クリュ"とは仏国語で"特級"の意。葡萄畑を格付けして、その中でも最上級の区画を指す。〈この人の畑〉のようなざっくりしたモノではなく、〈この区画〉と決められる。畑では葡萄の収量も厳しく上限が決められ、美味しいんだからいっぱい作っちゃえとはいかないらしい。今年はいっぱい採れちゃったな等と言おうものなら、格付けが下げられてしまう。以前、典子社長にそう聞いた事がある。これが仏国のグラン・クリュ。

 さて。今企画では独自の解釈により、日本ワインのグラン・クリュを決めちゃおうということで、全国から11か所を選出。タケダワイナリーのベリーA古木の畑が入りました。

「そんなに評価して頂いてありがたいですね。グラン・クリュではないけど。」とは典子社長の弁。他に"ラベルグランプリ"企画もあり楽しい一冊です。

 

 

 

月別記事一覧

カテゴリー



著者プロフィール

菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。