Winery通信 SPRING Vol.71
(山形県・I.M様)
ご心配いただきありがとうございます。
今年は例年に比べ、気温も高く降雪も少ない冬でした。様々な影響が出てくると思いますが、大きな心配は以下の二点です。
まず、例年ですと冬の低温で死滅する病害虫が越冬し、春になると増殖するのではないか?ということです。
もう一つは、積雪がないことで、剥き出しになった木の枝がダメージを受けたのではないか?ということです。木の周りに積もった雪は、冷たい風から木を守る役割を果たしています。
これから春になり、ブドウが目覚めの時を迎えます。いつもの年以上に目と手を掛けて管理を行う必要があると、スタッフ皆で気を引き締めております。
菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。