ワイナリー通信

ワインもパッケージも磨きをかけて

Winery通信 SPRING Vol.71

 

タケダワイナリーは1920年に果実酒製造免許を取得しました。ということは、今年で創業100周年。特別なイベントは今のところ考えていないという事ですが、会社のロゴマークを変更するそうですね。

岸平「マイナーチェンジですけどね。2017年に、ドメイヌ・タケダとタケダワイナリー各シリーズのロゴマークを分けしました。今回は会社のロゴを見直してよりシンプルなものにしています。」

テーマは蔵王スターの頃から同じ、キジと葡萄ですね。リアル雉.jpg1g.jpg

岸平「昔から自社畑に居る鳥ですから。ここの自然環境の象徴と考えています。これから先もキジが住み続けるよう、生物の循環を守っていくという意味も込めて。」

一升瓶のラベルはタケダワイナリーシリーズのロゴがでんとしたデザインです。こうして見るとなかなかポップですね。

岸平「インパクトあります?実は未だに、蔵王スターは無くなったのかとお問い合わせがあるんですよ。お客様に後継はこのラベルだ!と覚えていただけるといいなと思っています。」

ギフトなど包装も変わるそうですね。DSC_0873.JPG

岸平「使い捨てプラスチック削減のため、ワイナリー内ショップのレジ袋を排します。変わりにオリジナルのクラフト紙袋を用意しました。ギフト箱も新しくします。ほら、これよ。」

ほお。お洒落ですね。"お土産"感がないです。

岸平「ギフト箱は、瓶の太さや高さが異なる商品にも対応できるよう工夫しています。デザイナーに頑張ってもらいました。銀色の保冷バックにワインを入れて、そのまま収めることもできるんですよ。」

なるほど。サン・スフルを贈答に持っていく時などいいですね。

岸平「ワイナリーから送る際には、この箱に送り状を貼って出荷します。」

箱の中身がパッと見でワインだと判っていいですね。

岸平「3年くらい前から、100周年までにイメージの統一を図ろうとやってきました。各商品のラベル変更がまだ途中ですが、なんとか間に合わせたいですね。」

 

ワイン裏ラベルにコーポレート・ロゴが印刷されています。(商品によっては表ラベルにも)現状のかまぼこ型から、順次変更されるそうです。ちょっとしたまちがいさがしゲームのようですが(笑)、お手に取ってご覧になってください。

 

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著者プロフィール

菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。