ワイナリー通信

なにしろうまい 【2019秋編】

Winery通信 AUTUMN Vol.69

 

 

タケダワイナリー ブラン[白・辛口]

HP_ブラン2017_750ml.jpg
 きりり辛口、酸の立った爽やかな風味が食事に大変良く合う。個人的には野菜と一緒にいただくのが特に好きだ。新顔の野菜はどうすれば"なにしろうまく"なるのか、まず試さないと。という事で本日のお題は"コリンキー"。鮮やかな黄色の「生食可能 サラダにどうぞ」南瓜だ。確かに生食できました。パリパリした歯応えが面白かったです。でもワインに合わせるにはナー。と、思いついたのがこれ。長ネギとコリンキーを並べ、オリーブ油をかけ、チーズをのせてオーブン焼き。市販のハーブソルトでパパッと味付けという超早業の一皿(皿にさえ盛っていないケド)。豚バラともやしのにんにく醤油炒めは黒こしょうを多めにガリガリするのがポイント。青ナンバンを加えれば大人仕様になる。もしハズしたら...と用意した茹でオクラは、言うまでもないが、美味い。
まあね。このワインは焼き鳥屋さんで飲むのもすんごく美味いんだけどねー。

タケダワイナリー サン・スフル[赤]HP_サンスフルルージュ2017.jpg


 栓を開けた際の感じが大変よかったので、赤ワイン用グラスに注いでみる。薔薇のようなスパイシーで華やかな香り。木樽を使っていなくともこういう香りが出るのかあと感心する。コップで飲むことの多い"サン・スフル"だが、やはり専用の器には訳があるのだ。それにしても美味い。飲み頃をむかえ、まさに「いまだっ!」というタイミングなのだろう。
 食材も大好きなものにしてしまう。デパ地下で山形県産しいたけを発見。デ、デカイ。これはもはやメルヘン。鶏手羽と一緒にフライパンで焼く。傘から外したしいたけの軸は縦にスライスしてもちろん食べる。味付けはシンプルに塩コショウ。 しあわせだなあ。合わない理由がない。特に軸の部分が美味い。キノコとサン・スフルって合うんだよね。山形万歳。サン・スフル万歳。

 

月別記事一覧

カテゴリー



著者プロフィール

菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。