ワイナリー通信

山形の夏は暑かった!

Winery通信 AUTUMN Vol.65

2018年7月7日・8日の二日間「やまがたワインバル2018 in かみのやま温泉」が開催されました。私も参加した一大イベントの報告書です。

7月7日(土)vlcsnap-2018-09-10-14h07m37s241.png

初日はワインバル。私もエプロン着けてタケダのブースに入る。雨が降ったり止んだりで、湿度が高くじっとり暑い。

雨ニモマケズ会場一番乗りは、500ml缶ビールを片手に盛り上がる美女軍団(ワイン販売開始にはまだ時間がある)。気合の入り方が「本気と書いてマジと読む」人々が年々増えている気がする。それだけ祭りとして定着したということかな。

お城が改修工事中のため会場ブースの場所が昨年までと違う。「探しちゃったわ」と神奈川から毎年訪れているという素敵なご夫妻が来店。サン・スフルが大好きだとおっしゃるおふたりに「毎年同じ味は造れませんでムニャムニャ」とつい言い訳がましくなる。「あら!それがいいのよ。今年も楽しみ。良い葡萄が採れるといいわね。」うれしいなあ。

《サン・スフル》《クリオエクストラクシオン》が人気。実は本日の目玉は《アッサンブラージュ ルージュ2012》ワイナリーに行っても飲めない買えない本日限定の1杯。

  

7月8日(日)P7080962.JPG

二日目はワインツーリズム。お客さまが巡回バスで上山―南陽のワイナリーを自由に巡る。タケダでは岸平和寛専務によるワイナリー見学会、有料試飲コーナー、フードブース3店(イタリアン・パン・日本料理)を準備。売店では本日限定の商品も販売している。

 

 P7080939.JPG《タケダワイナリー》は1杯100円、《ドメイヌ・タケダ》は1杯500円と、ツーリズム事務局スタッフも驚きのリーズナブルな値段。今日を逃すと手に入らないアイテムもあり、お客さまにも好評だった。

 私は昼まで試飲の売り子、その後オプションの特別ツアー『典子社長によるメーカーズランチ』の取材。乾杯を機に離れ、巡回バスに乗りよそさまの様子を見に出かけた。上山発バスが大変な遅れで、赤湯温泉街に到着したのは、戻りバスの出発8分前!バス停に一番近い酒井ワイナリーまでダッシュし、2・3枚写真を撮ったところで時間切れ。エー!?仕事だから飲めないにしろ、もっと見て歩きたかった。残念無念。復路はグレープリパブリックで途中下車。これぞ"フェスティバル"って感じで晴れやかな雰囲気。充満するエネルギーに圧倒される。

 バス中でもお客さん方が皆楽しそうだった。全ワイナリーを巡るには一日では足りないのではなかろうか?足らなかったところは、皆さんまた来年お会いしましょう。

 

 

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著者プロフィール

菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。