Winery通信 SUMMER Vol.64
はい、出ました。タケダしかやらないかもしれない、ピンク色の白ワイン。ロゼではありませんので、合わせる料理も《白用》と考える事が肝要です。
玉ねぎの蒸し焼き。茹でアスパラガスと拍子木切りの長芋、だし巻き卵は薄味に。鶏むね挽肉・豆腐・塩・小ネギ・ミョウガをこねてタネを作り、大葉を貼り付けフライパンで焼いた鶏つくねの大葉焼き。ワインの優しい風味を損ねない和食を合わせてみました。
夏は"辛いがうまい"が、赤唐辛子の刺激はこのワインの味を判りにくくしそう。ワサビなら舌に残らず利用できるか?長芋にワサビ醤油。油をひいて焼いた茄子には田楽味噌。切干し大根煮は合うが、卵黄味噌漬けはイマイチだった。メインはフリット。ズッキーニを長さ60㎜×巾20㎜に切り少しの塩をしておく。豚バラ薄切りをくるくる巻いて黒胡椒(粗挽き)を大胆にふり、フリット衣をつけて揚げる。うまい~!油と相性のよいワイン。
菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。