ワイナリー通信

なにしろうまい【秋・番外編】

Winery 通信 2014 autumn Vol.49

タケダワイナリー 蔵王スター 特別限定醸造ワイン 白・辛口 2014年収穫

蔵王スター特別限定2014白辛.jpg山形の秋といえば"芋煮"です。郷土料理あり、一年の無事な農事と収穫に感謝をするサンクス・ギビングでもあります。9月中旬から11月初旬まで、山形の河川敷は芋煮会の人でいっぱいです。親戚、ご近所、職場から学校行事でも芋煮会が開かれ「私は今年○回目」と言いながら1シーズンに何度も元祖アウトドアを楽しみます。その年の実りを祝う席にこそ、この特別限定醸造ワインはピッタリです。   10月1日発売予定。ご注文はこちらからどうぞ。

うまい③_7.JPG

県外のお客さまより、芋煮のつくり方を教えてほしいとのご要望が多く寄せられます。

今回は『なにしろうまい番外編』として、タケダワイナリーのある東南村山地方の芋煮の作り方を、簡単にご紹介します。ちなみに写真は5人分です。

なにしろうまい番外編 芋煮のレシピ(東南村山地方)

うまい③_1.JPG【材料】牛薄切り肉、里芋、平こん、長葱、舞茸、だし汁(混合だし)、醤油、砂糖、日本酒

①   大鍋に、里芋と一口大にちぎったこんにゃくをいれ、だし汁でアクを取りながら煮る。この時、ほんのうまい③_2.JPG少し醤油を入れると吹きこぼれにくい。

②   具材が浮いてきたら、手で裂いた舞茸を入れる。砂糖、醤油、日本酒少々で調味する。戸外では、
味付けに山形のだし醤油を使う人も多く、この場合は①のだし汁は水でも良うまい③_4.JPGい。

③   里芋が軟らかくなり、芋とこんにゃくにうっすら色がついたら、牛肉をほぐしながら入れる。

うまい③_5.JPG④   すぐに斜め切りの長葱をいれ、すかさず鍋ふたをして火を止める。

⑤   余熱で葱に火が通ったら、出来上がり。 大振りの椀にたっぷりと盛り付けて食べる。

ポイント 

その1.味付けのイメージとしては、うす味の牛丼といったところか。その2.あまり上等な赤身の牛肉より、"牛丼用"の様な適度な脂のついた部位がおすすめ。その3.④から⑤は手早く行い、煮込まないこと。牛肉が固くなり、葱がトロトロしてしまうのはNG

今回は社長・岸平の好みに合わせ舞茸を入れましたが、これはオプション。里芋、牛肉、こんにゃく、長葱の4種の具材が基本。家庭ではこれに白米と漬物で食事とし、御馳走献立なのです。よろしかったらお試しあれ。

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著者プロフィール

菅井由美子(すがいゆみこ)
山形市在住/弊社社長、岸平の高校時代からの友人。成人から高校生の3人の子供の母親。葡萄収穫をはじめ、ワイナリーでのいろいろな仕事の経験がある。それを活かしつつ、タケダワイナリーの今の様子をレポートタッチでお伝えしています。